先日、中学受験を終えられた親御さん(Aさんとします)とお話をする機会に恵まれました。Aさんのお子様は息子とはタイプが違うものの、Aさんはお子様をグレーだと思っていらっしゃり、Aさんの親塾で、見事合格された方です。しかも、失礼な言い方かもしれませんが、そこまで高い偏差値の学校ではないそうで(それでも察するに息子の目指すところよりも高い偏差値帯の学校です)、巷の中学受験経験談ではなかなか得られない貴重なお話が聞けました。
とてもお話上手な方で色々なことを聞かせていただけたので、うまくまとめられるかわかりませんが、今後自分がいつでもここへ立ち戻れるように記録をしておこうと思います。
自分の子どもの特性を理解できる、すること
親塾に一番必要なことであり、最大のメリットでもあるこれ。Aさんは本当によくお子様を見ていらっしゃって、私にこれができるかが息子中学受験最大の難所かもしれません。
*あ、この子はこの前もこのタイプの問題で間違えたな
*この手の問題が苦手だからこういう解き方が必要
(一般には省いてしまうことも、この子には必要なプロセスだな)
などなど。
私はまだ息子に対してざっくりと
*読み書きが苦手
*計算はなんとかできるけど、その計算方法の引き出しを見つけることが苦手
(今は余りのある割り算だ、とわかり、引き出しが開けば解けるけど、いわゆるテストのように色々なタイプの問題が入り混じると何を使ってどこの引き出しを開ければいいかがわからない感じ)
ということしかわかっていないため、今後彼の勉強を見ていく中で細かく彼の特性を把握していく必要があります。
そして、それを理解すること(怒らずに!笑)
これが難しいのですけどね。自分が当たり前のようにできることが彼はできない、苦手なのだということを受け入れられないことには、私のイライラが止まらず悪循環です。(もう半分入っているかも・・・)そういえば、私の父はとても頭のいい人で、
「できる人にできない人の気持ちなんてわからない!!」
と幼心に強く思ったことがあります。これですね、私も息子を理解しないと。
学校探しは細かいところ(進学後の不安要素)まで聞く
もともと、息子の特性等は伝えたうえでお話を聞こうとは思っていたのですが、そこまで確認しておいた方がいいのか!ということも沢山ありました。そしてそれらを聞いたとき、子供のことを伝えたときの
先生の表情の変化を見逃さない
これも大事です。やはり建前上いいことを言っていても表情が変化するところは、ちょっと考えた方がいいかも。逆に例えば親が学校方針、特徴の印象できっと大丈夫だろう~と思っていても意外と、なこともあったそう。
今はまだ学校説明会や体験会のみで個別相談はほとんどできていないのですが、見極めができるでしょうか・・・!?
募集要項をよく読む、後半日程の情報まで必ず得る
息子が中学受験をするとしたら、2/1、2で決まらないともう無理かも、と思っています。なぜなら、後半になればなるほど偏差値の高い子達が、上からおりてくるから。そして例えば、娘だったら2/1を確実にとって2/2以降に臨む、という戦略が立てられましたが、息子にはそんな選択肢はなく、行きたい学校を受け続ける(=行きたい学校より偏差値が低くて行きたい学校があるか怪しい)という戦略になる可能性大。
それについての不安を話したところ
*この偏差値帯は複数回の加点のある学校
*後半日程での募集では「これを解いてくれば大丈夫」と明かす学校
(2月の勝者でも試験に出る問題を教えてくれる、なんて学校ありましたね)
もあるから、きちんと情報収集していけば必ず子供にあった学校、戦略が見つかると思う、とのことでした。募集要項は4,5年のうちからも要チェックしておこうと思います。(変更したら悲しい・・・)
4科目に惑わされない
2科目じゃないと無理かな、と既に思ってはいるのですが、理社はスタディサプリの動画や歴史漫画くらいは見させておいてあわよくば・・・?とも。
なぜなら、偏差値の低いところの理社は簡単だから。娘(ボリュームゾーン)の学校の理社に比べると
え、これ教科書レベルでいけるんじゃない?
な内容なのです。でも国算は意外としっかりとした問題で、残念ながら?学校の勉強だけでは厳しい感じなのです。(こんな偏差値低い学校なのに?と侮っていた母😅)
でもやっぱりこの偏差値帯の子どもが、たとえ教科書レベルの問題であろうと、理社の試験を受けられるレベルにするのは、子供にとってそれなりの負担なんですよね。Aさんも最初は4科目、と思っていらっしゃったそうですが、今思えば国算に充てれば良かったかな、と思ったことがあったそうです。結果論的なこともありますし、理社は中学でやるのでそのアドバンテージにはなりますが、まず受からないことには、なことですからね。どこでその見極めをするかはわかりませんが、息子のキャパを忘れずにいようと思います。
最後に
学校探しも、勉強も諦めずに、きっと子供にあうところが見つかると信じる。いくつか学校も教えてもらいました。私も考えていた学校もあり、なんとなく探している方向性は間違っていなそうなので、頑張ります。
Aさん、本当にありがとうございました。
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