ちょっと失礼な題名ですが、息子が小学校で自前タブレットを使えないか、検討していた時の話です。
自治体のタブレットが使いにくい
息子が使っていたタブレットはchromebookでした。これが結構がっちがちに規制がかかっていて、なかなか使いにくかったのです。ただ、私はこういうことには疎くて、使いこなせる人ももちろんいると思うので、一概にこのタブレットがダメだ、ということはないです。でも(これまた使いこなせてはいないですが)家のiPadの方が使い勝手はいいと思います。あくまで「タブレット」として使うには。私自身はタブレットよりPC育ちです・・・
通級の先生に相談
そこで、自前のタブレットを通級の時間のみ使わせてもらえないか相談をしました。
当初は通級の先生も前向きに検討してくださっていたのですが、校長先生からストップがかかりました。「自治体の決まりで認められない」
~~~余談~~~~
ちなみに連絡ノートで通級の先生とやり取りしていて、そこに担任も乱入
個人のタブレットの持ち込みはできません
とぶった切ってくれたので、
(# ゚Д゚)困りごとの相談にもかかわらず、話も聞かず何言ってくれとるんじゃ、我!
と怒りの文章を書いたら謝罪してくれました(笑)
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自治体の決まりとは?
以前感覚過敏の子が在籍していたことがある息子校。
その子はイヤーマフをつけていたんですね。感覚過敏の子に対してイヤーマフの配慮はできて、読み書きが苦手な子に対してはタブレットの配慮はできない。これっておかしくない?というわけで、先生に聞いてみました。
認められない、とする自治体の決まりとはどれのことなのか、どの文書のことなのか教えてほしい
しかしこれは回答はもらえず、息子卒業・・・
自治体に問い合わせてみた
学校からの回答はなく、何もなかったかのようにスルーされてしまったので、はい、問い合わせてみました。自治体のHPには、よく意見や要望を送れるページがあるのでそれを使いました。自治体によっては長へのメッセージ、みたいなところもあります。
↓実際に送信した画面
少し時間はかかったものの、自治体の教育委員会から、そのような決まりはないこと、個々に合わせて協議していくことが可能なことを回答としていただきました。
うちはもう卒業していたので、実際に学校との協議にまでは至りませんでしたが、学校名を聞かれたので、在籍していたら協議してくださったかもしれません。
学校の「決まり」がすべてじゃない
なぜ、このような手段に出たかというと、タブレットが使えなくて困っている話を教員をしている友人に相談したところ、
- 学校はお上(教育委員会や文科省)を盾にできない理由を考えることが多く、決済権は校長先生
- であるならば、「議員」や「首長」に声を届けるのがいい
- 直接が無理なら市民の声としてHPから声をあげて、「回答を求める」で送信(匿名でもOK)
と教えてもらったんです。
もう卒業が見えていたので、認めてもらえるように交渉したい!!というより、こういった声を無視しないでほしい、という思いで送りました。
学校が無理でも、先生が聞いてくれなくても、こういった声が上に届くよう行動する方が一人でも増えたら、きっと変わっていってくれるんじゃないかな、と思っています。
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