先日高等専修学校の見学に行ってきました。
高等専修学校でも学校見学会やオープンキャンパスなどの行事があるのですが、対象は中学生。試しに小学生でも参加可能か個別に問い合わせてみたところ、オープンキャンパス(体験を伴うもの)はできないが、見学会や相談会ならぜひとも、と言っていただけたので、早速母だけ見に行ってみることにしました。
そもそも高等専修学校とは?
お恥ずかしながら「高等専修学校」の存在を知ったのはここ1年くらいです。リタリコライフでよく発達障害児向けのオンライン勉強会を開催してくださっていて、その進路選択の1つとして教えていただきました。
( こちらは同じリタリコグループのロボット教室です。こちらも体験しました。本家?のリタリコジュニアは値段が値段なのでメルマガ登録のみです😅)
でもその時も高等専修学校=専門学校、くらいにしか思っておらず、その後調べてみるとそもそも専門学校は高卒資格が必要であること、高等専修学校に通って+高卒資格を取れる学校は一部であることなどを知りました。
こちらのページに詳細があります。高等専修学校とは
東京都の高等専修学校はこちらのHPに説明と一覧表があります。息子の興味ある分野がありかつ高卒資格も取れる学校、となると数校しかないことがわかりました。(多分。専門学校と併設している学校だと専門学校案内がメインで、中卒向けの案内がいまいち見つけにくいんですよね)
高等専修学校は専門課程+通信制高校に在学する、というシステム。よく通信制高校に通うとサポート校とセットになる、と話を聞いていたのですが、通信制高校の内容を高等専修学校で学ぶのでサポート校は必要ない代わりに「全日制で登校が必須」となると考えるといいのかな、と思います。我が子の場合今のところ不登校の気配がないことと、家で自分で、より明らかに学校に行って先生や友達と話し過ごすことのほうが向いているのでこのシステムは合っていそうです。
高等専修学校に入学って大変なの?
高等専修学校に進学しました!
って方、すみません、私は聞いたことがないのです。そもそも私の地元(田舎)には当時存在しなかったのかもしれませんし、今もあるかわかりません。ですので
定員割れしているのかな?
入りたい子少ないんじゃない?
という偏見がありました。
が、それは大きな間違いでした。
一般的な高校受験のような倍率ではないものの、
ここ数年は残念ながら不合格の方をお出ししている状況です。
とのことでした。そして募集がおおまかに
- 自己推薦(だれでもOK)
- 学校推薦(一定以上の成績が必要)
- 単願
- 併願
とあるのですが、自己推薦でほぼ定員になる=第1志望でいっぱいになる、とのことでした。その場合単願試験は行わないそうで、もし入学希望なら推薦で、というお話でした。
入学資格は?フリースクールや支援学級でも可能なの?
これはもう単純に
中学卒業見込みであればなんでもOK
と言った感じでした。フリースクールや支援学級だと通知表に「ー」がつくようなのですが、それは全く問題ないです、とのことでした。ただ学校推薦は話が別ですね。
また、中学時代不登校だった子、発達障害や読み書きが苦手な子もいらっしゃるそうで、そういう子がいる、ということは把握しているようでした。
ただ、配慮はしますが、特別扱いはしません。
再試も合格するまで徹底的に付き添います。
好きなこと(専門課程)のためなら頑張れる、
と苦手なことも頑張っていけるよう指導していきますし、
そう頑張っている子が多いです。
「特別扱いはしない、最低限これくらいは」というのが試験科目になっている印象でした。(作文とか面接が多そうですね、自己推薦の場合)
そして高等専修学校に入学する上で一番大事なことはこれでした。
これは何度も言われました。これがない子はやはり厳しいそうです。息子、好きなことのために頑張れるかな?親としては進路の1つとして持っておきたいな、と思います。
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