学校から色覚検査のお知らせ
学校から「色覚検査を受けますか?」というお知らせをもらったのは昨年のこと。特に心配があったとか、やってほしい!と思ったわけではなく、学校でやってくれるんなら~と何も考えずに「はい」で提出しました。
そしたら、「色覚異常あり、要検査」という結果でびっくり。えー、そうなの?そんなこと思ってもいなかったよ。そもそも色覚検査ってなんなんよ?からでした。
こういう検査みたいです。
参天製薬のこちらのページを参照しています。
かかりつけの眼科さんで再検査
かかりつけの眼科さんで再検査をしてもらったらやっぱり色覚異常はある、との結果。
- 色覚異常と言っても色々なパターンがあり、詳しい検査はここではできない。必要なら紹介状を書きます。(私の住んでいる地域だと東京女子医大にあるそう)
- 今まで、色鉛筆や信号機など日常生活で困ったことがなかったのなら、問題はないと思う
- 治るものではない
という先生のお話だったので、じゃぁそういうものが彼にはあるんだな、という理解だけでいいか、と終了しました。
しかし、その後教育相談をしてもらっている方から
その見えにくい色が読みにくさにも影響している、
ということはないのでしょうか?
と言われて、なるほど、と思ったんですね。
色のせいで読めていない、ということはまずないのですが、彼の場合デジタル教科書を使ってみたり、カラーマスノート、リーディングトラッカーを使用することが今後増えたりしたときに、色の選択の参考になるかも、と思い詳しい検査を受けてみることにしました。
詳しい検査の結果色覚異常はない
かかりつけの眼科では色覚検査表だけの検査でしたが、女子医大では
色相配列検査
アノマロスコープ
の検査もしてもらった様子。(機材を拝見すると)
結果は色覚異常はないですよ、という診断でした。
文章読むの苦手かな?
と息子に聞いた先生。(もちろん頷いていた息子)
多分識字障害っぽい特性から来ているものだと思います。・・・でつながった字を字として読むことが苦手なんじゃないかなぁ。色相配列も完璧ではないけど、こういうのは小さい子は苦手な子もいて、年があがれば、みたいなところもあるのよね。色覚って「色」だけじゃなくて深いのよ~
というお話でした。確かに、先日受けた視覚認知検査のDTVP-Rで視覚形態完成は凹。軽度知的もある息子は発達上年齢相応でない可能性大。
視覚認知、色覚異常、軽度知的障害、先天性読み書き障害
なんか、色々な分野のことが色々と混ざり合って、彼の困りごとができているんだなぁ、と思いました。もう各分野の先生が連携してほしいですね。親のキャパオーバーです。
色覚異常はない、という診断でしたが、先生から言われた注意点は
色覚異常はなくても検査で引っかかる可能性は今後もあると思います。
そうなった場合、その検査が必要とされている職業はちょっと難しいかも。
一種の判断材料としているだけなんだけど、こういうのは難しくて、
向こうとしてもこれを指標とするしかないところがあるからね。
とのことでした。
とりあえず、色覚異常はない、とのことでめでたしめでたし。
余談
今回予約をした女子医大。初めて、で予約したら以前救急でかかられていませんか?と。
・・・そうだ、息子が1歳のとき、階段から落ちて救急にかかった病院でした。今の息子がこうなってしまった原因かも?と親が後悔してやまない事故。ちょっと苦しいですね。
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